2014-03-15
神を置かずに宗教は作れるか?
ということをSF的に考えてみたいと思います。
まず、この世界が仮想空間ではないか?という話。
神様と同じで、証明できない存在感ではありますよね。
でも、自分で作ってしまえばいいんですね、仮想空間。
仮想空間を作って、そこに入ってしまえば、別に今の世界を
仮想空間かどうか証明しなくても、自分がいる世界が仮想空間になります。
で、ここからが宗教に戻ってくる話ですが、
天国と地獄ってやつです。
仮にこの世界(もしくは入れた世界)が仮想空間だった場合、
そこで死を迎えれば、天国と地獄は作ることができます。
どんな世界かというと・・・
天国=次の仮想空間に自分の基本データをインストールOK
地獄=終了。抹消。
です。
ひじょーに!わかりやすいですね(笑)
つまり、私たちの世界が仮想空間だった場合、
天国とは、次の世界のプレー権であり
地獄とは、そのシステムからの個人データの抹消となります。
・・・うーん、なんで私たちは神様なんてメンドクサイものを作ったんでしょうねぇ。
はっきりと、天国=新しい人生の始まりだよ!次は翼が背中についているよ!地獄はデータ抹消よ。・・・とでも言ってくれれば良いのに。
・・・ということで、信じたくなる宗教を作れるか?という最初に戻ってくるわけですが、
作れます。
1.宗教団体を作ります
2.その理想は、仮想空間とそこに完全に入れることを目指す教団です
3.お布施を集めて理想地を開発します
ね、簡単でしょ(笑)
ちなみに教団の信者だけは、その仮想世界で天国にいく方法を教えてもらったままスタートが出来ますよ、という特典があり、
お布施でスタート時点のステータスを購入できます。
ね、とっても素晴らしい宗教でしょ?(笑)
間に合うか、既に可能になっていればいいんですけどね。
あと30年くらいで出来そうなら入信する!ぜひよろしく!
もし、この地球がそんな仮想空間で、いわゆる上のような
信者特典を持っている「悟った人」がいる世界だったら・・・今の世界の死んじゃったら抹消確定になっている人々をどう見るんでしょうね・・・
そしてもしかしたら、人類の数パーセントが天国に行ける条件を守って生活していることだけが、人類が文明を持つことが出来た理由だったとしたら・・・・仮想世界のバランスの良さにも驚かされます。
ほとんどの仮想世界のルールを知らない人類と、知っている人類が積み上げてきたのが文明で、知っている人はどんな時代に生まれなおしてもルールを守って次の世界に移動して、地獄=抹消とは縁遠い人生を楽しんでいる・・・・
ですので、もし世界まで既に仮想世界だったとしたら、そのあたりが公平なルールじゃなかろうかと思います。
・・・でもそれだど私やあなたは、ルールを知らない住民ですね・・・
みたいなことを納得しちゃう方は、
さて、あなたや私は、知らないまま素直に地獄にいきますか?
それとも天国ルートに入りますか?なーんて言われたら困っちゃいますよね。
いつか実際に仮想空間の中だけで生きられるようになったら
こういう宗教も流行するかもしれませんね^^
そしてそういう世界では、知らない人が多いほど文化が成長するらしいので今の地球のような世界が人気・・・・・(ループ!)
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